麻歩の、寝たり食ったり喋ったり

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パワハラから学んだ、ビフォーアフター

 パワハラ上司のおかげで、半年で6人もの新人が辞めていった。由々しき事態である。わたしも未だかつて、こんなに人の入れ替わりが激しい職場は見た事がない。

 

 と、いうわけで、急遽この記事を書くことにしました。

 

~目次~

 

パワハラ上司のスペック

  • 筆者の親より少し若いくらいの年齢
  • 学歴コンプ
  • 自称お嬢様
  • 若い子、大卒に厳しく、年配、高卒に優しい
  • 感情の起伏が激しく、気分で態度がコロコロ変わる
  • 自分の仕事はできるが、PCの扱いや、人の気持ちに疎い部分あり
  • その場にいない人の悪口を言うのが趣味

 

 ざっくりこんな感じ。

 難関校の受験に失敗して入った自称お嬢様学校卒が自慢で、親の職業や、持っている不動産の自慢などを何度も聞いた。

 年下・大卒以上のミスには厳しく、徹底的に追求するが、同世代や高卒がミスしても全く怒らない

 

わたしが受けた・見た代表的なパワハラ

  • 誤字1時で、「あなたは仕事がてきなくて信用できないから、○日と○日は来なくていいよ」と強制的に休みにされ金銭的ダメージを受ける
  • 納期が近くなってくると、「あぁ!イライラする!」「マニュアルに書いてあるでしょ!」「○○さんなら1回でわかるのに!」
  • 他人のミスを見つけると「○○大卒なのにこんな事もわからないの!?」「家に持って帰って仕事しなさい!私達の時代は皆そうやって覚えたもんよ!」と、時間外の仕事を半ば強制
  • 真剣に話を聞いていると、「人の話を聞いてない!」と怒鳴る。どうしろと?

  

 書ける範囲でこんな感じ。

 ざっくりまとめると、機嫌が悪いと、叩きやすく反撃の可能性のない者を見つけては感情的に怒鳴り、貶めて発散する人です。そのくせ、自分が頼みたい事があると急にクネクネする人でもあります。

 

パワハラを受けてわたしが変わった事

 マジで落ち込む

 最初はそうでした。ひたすら謝って、どんな暴言にも耐えて耐えて、仕舞いには食欲がなくなり、口数もどんどん減っていきました。眠って起きると、また会社に行かないといけない事から、眠る事も怖くなり、プライベートも全く楽しくなくなりました

 周りは誰も、助けてくれませんでした

 

誰とも喋らなくなる

 この頃になると、顔は常に無表情で、誰とも喋らなくなります。別に、無口無表情キャラを演じたかったわけではなく、顔の筋肉を動かす事が、本当にだるいんですよ。

 基本、仕事は単独行動で、問題がなければ黙々と作業する事が許されたので、わたしは職場では最低限の、「おはようございます」「お疲れ様です」「ありがとうございます」この3言しか言わなくなりました。ロボットみたいでキモイ…と、パワハラ上司の陰口が聞こえました。

 

 

昼休みが苦痛になる

 職場はみんなで一緒に昼休憩を取る社風だったため、さんざん怒鳴り散らされた後に、その人とニコニコ食事を取る事ができなくなりました。どうしても、固形物を口に入れる事ができないのです。

 結局1人で過ごすようになりました

 

徐々に回復する

 昼休みを1人で過ごすことで、怒鳴られるのが勤務時間内のみとなり、徐々に食欲や精神が回復し始めます。

 そして、何でここまでされないといけないんだ、という反感がフツフツとわき始めます。

 

冷静になる

 食欲等が戻った事で、徐々に冷静になり始めます。

 ミスをしたり、自分に落ち度があった面に関しては、確かに良くないけれど、落ち度があったからと言って、感情をぶつけるのは指導とは違うんじゃないかこれはパワハラなんじゃないか?と気づき始めます。

 

反面教師にする

 横行するパワハラに対し、この会社はヤバイ、という意識が芽生え始めます。よく、「自分の未来が知りたかったら、お局を見ろ」(それがお前の○年後の姿だ)という言葉がありますが、パワハラ上司に対して、好き嫌いは抜きにして、素敵だな、羨ましいな、見習いたいな、と思う点がひとつもない事に気がつきます。

 それからは、反面教師にして、「自分のレベルが足りないから、こういう目に遇うんだな。もっと勉強して自分のスペックを上げて、理想の暮らしに近づけるように頑張ろう!」と、前向きに考えるようになります。

 

 結果、社外で勉強する時間が増え、様々な文章や本を読んで教養を高めたり、いくつかの資格取得をしたり、語学力がアップしたりしました

 

 

物言いがシンプルになる

 この頃には人と話せる力もだいぶ回復してきました。雑談に加わる事はありませんが、業務上、全く人と話さないのもまずいし、やりづらい。また、どうしても他人のミスを指摘したり、嫌な事を伝えないといけない場面ってありますよね。そういった時の物言いが、非常にシンプルになりました。

 例えば、以前のわたしなら、他人のミスを見つけた時、「たまたまだとは思うんだけど、うるさく言ってごめんなさいね?これはね…」というニュアンスのクッション言葉からの本題に入っていましたが、今は「○○さん、これ違ってます」とだけ伝えます。単に喋るのが面倒くさい、というのもありますが、いかに相手を傷つけない言葉選びで本題を伝えるか、という思考から、嫌な話はシンプルに短くとっとと終わらせよう、という思考に変わったんです。

 よって、相手にとって嫌な話をした後に、「わたしもやった事あるミスだから気にしないで」的なフォローもしなければ、「どうしたらこんなミスができるの?意識がありないんじゃないの!?」パワハラ上司のような追撃もしません。年下でも年上でも、先輩でも後輩でもです。嫌な事はシンプルに、で結果的に人間関係の摩擦を小さくできる、という結論に至りました。

 

☆まとめ☆

 誰にでも公正な態度を貫く事によって、体感ですが、わたしの話に耳を傾けてくれる人が増えたり、最初にわたしに意見を求めてくれる人が増えて、仕事がやりやすくなった気がします。

 また、自分にとって、嫌な事が起きても、それに対して冷静に向き合えるようになりました。

 アドラー心理学に「課題の分離」という言葉があるのですが、職場で嫌な目に遇ったときに、ここからここまでは自分が悪かったよな、でも、ここから先は、わたし関係ないよな、という起きた事を頭の中で整理する事になって、余計なトラブルに巻き込まれなくなります。気になる方はググってみてください。

 

↓こちらのサイト様がわかりやすいです。

jibunhack.com